平成28年の住宅調査によりますと、日本の住宅の平均寿命は30年です。 日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳というのに、 又この平均寿命というのは、赤ちゃんからお年寄りまで死んだ人の平均ですから、 今60歳の人は、ゆうにあと30年、90歳までは生きられるそうです。 そうなると、50代で家を建てた人は一生のうち二度家を建てるようになります。 60年70年は、もってもらわなければ困るのです。それでは、平均寿命30年の家は壊れたのでしょうか? 確かに昭和40年代にでまわったプレハブ、在来工法とはいえない木骨住宅、 確かに劣悪なお粗末な住まいが多かったのは確かですが、 それとて、30年や40年しかもたないということはないのです。 それでは何故平均寿命が30年なのかといえば 最初の家づくりが間違っていて、 とても増改築では間に合わない、 根本的に間取りが悪くて、 いっそ建替えた方が良いということになり、 住む人の意志で、壊されていくのです。 「家は3回建てないと満足できる家は建てられない」という言葉もありますが、そんな事はありません。 住まいの持つ家族への影響力と、住まいの基本的な理念を勉強して、 みなさん一人一人の生活スタイルに合わせて、 30年くらいのスタンスで住まいづくりを考え、 その土地の特性を生かしたベストな間取りを第一に考えて、 風の流れ、太陽の光などを取り入れるための窓も、取り付ける高さや大きさをよく研究して取り付ける。 なるべく人工的な空調、機械換気設備を使用しない、自然の光や、風の流れを利用する。 無垢の木を使い、草と木と土、健康に害のない住まいづくりをしてやれば、 本当の意味の良い住まいが出来るのです。 家づくり7つの鉄則をまとめて読みたい方は、下記からお申し込み下さい。 小冊子 家づくり7つの鉄則の申し込みはこちら