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家づくりコラム

慣れや油断による着衣着火に注意 広島の工務店 生活ワンポイント
投稿日:2022年04月13日

着衣着火とは、何らかの火が着ている服に燃え移る火災のことです。



毎年約100人の方が亡くなっており、その8割以上が65歳以上の高齢者です。

内訳の中で最も多いのが調理中のコンロの火による事故です。

以下に、医療ネットワークを通じて寄せられた事故事例を紹介します。


・コンロの奥にある鍋を取ろうとしたとき、手前で使用していた火で服が燃えた。

 服を脱ごうとしても脱げず、シャワーで消火したが範囲約5~10%の熱傷を負った。


・料理中にコンロに背を向けてテレビを見ていたら着火した。

 ニオイと熱で着火に気づき、風呂場で冷却したが、皮膚の移植手術が必要だった。


・コンロの火を消そうと手を伸ばした時、肩にかけていたカーディガンの袖に着火した。

 袖の火は手で消したが、背中まで回った火がなかなか消えず、腰から背中にかけて熱傷を負った。
 

・料理中、扇風機の風にあおられてコンロの火が服に燃え移り、前胸部に広範囲の熱傷を負った。


上記の事例を見ると、自分の身に起きてもおかしくないと思いませんか?

なお、コンロの他にも、仏壇やお墓参りのロウソク、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具やスプレー、
たばこや花火、焚火や野焼きなども着衣着火を招く恐れがあります。

さらに、新型コロナによりアルコール消毒の機会が増えてからは、

・服に付着したアルコールへの引火

・アルコールで手指消毒してすぐの調理や喫煙による引火

などの可能性も懸念されています。


パイルやタオル地、綿やレーヨンなど植物繊維使用の素材などは火の回りが早く、

実験の結果、わずか1秒で服全体まで燃え広がることが分かっています。


火を取り扱う際は、衣類の素材や形状に十分注意しましょう。

アルコールなどの引火しやすい液体を取り扱ったら、火に近づかないようにしましょう。


安全性を高めたいなら、火を取り扱う際は、

着火しにくく燃え広がるスピードが遅い防炎製品のエプロンやアームカバーを使用すると良いでしょう。

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