家族空間と考えられる部屋は、居間・食堂・座敷・茶の間くらいです。
茶の間は居間の和室と考えれば、居間・食堂・座敷となります。
座敷6帖・居間8帖・食堂6帖とすれば合計20帖となります。
これはヨーロッパの平均的家族空間と比較してもひけはとりません。
それではなぜ狭く感じられるのかと言えばそれぞれ独立性を持たしているからです。
昔の家は大きく感じられるのは、襖や障子で仮に区切られているだけで、部屋が広々と繋がっていたからです。
間仕切りの仕方に注意をはらい、引き違い戸や一本引き戸を多用して空間の一体化をはかれば良いのです。
間違ってもドアを使ってはいけません。
ドアは締めているのが常態です。
引き戸は閉めるのも開けるのも常態なのです。
空間の一体化を計るのには少なくとも1間以上の開口が必要です。
狭い部屋をいくら集めて大きい家を作って見ても広く感じられません。
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