日本では最高高さが30メートルを超える建物は建てられない時代がありました。
この数字は根拠はあまりなく日本は地震国だから高く建てるのは危険だから程度のあいまいな理由であったようです?
高い建物は横揺れに弱い理由は下層階での小さい揺れも上層階では非常に大きくなるから危ない、構造の論理からですが、構造物を剛体として造るからです。
もっと柔構造として造れば下層階の変形が中程で吸収されるので、上層階の揺れはそれほど大きくならない。
そういう新しい構造理論が誕生して、たちまち東京では高層ビルが林立しました。
薬師寺の五重の塔がどんな地震にも耐えて残ったのは、木造は本来柔構造からです。
超高層ビルは鉄骨造なので木造ににています。
ゆれてもたすわけです。
薬師寺の五重の塔には大きな無垢の芯柱が通っています。
スカイツリーも大きな芯柱を鉄骨で造り構造計算を柔構造で計算したと聞きます。
西洋の石造、煉瓦造、鉄筋コンクリート造は剛構造で作られています。
元来構造原理が違うわけです。
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