家を建てるときに家相にこだわる方がいまでもおられます。
若い人で家相を気にされる方は少ないです。
しかし若い世代でも女性の方は風水を気にされる方はおられます。
家相はもともとは中国の統計学です。
それが日本に伝わりました。
玄関は鬼門を避けるべしと言われます。
また便所とか台所や水を使うところも家相では
配置してはいけないエリアがあります。
昔はくみ取り便所で台所には冷蔵庫がなかったので
臭いやら食べ物の保存をするために方位を決めた様です。
今日のタイトルの玄関ですが・・・・
明治時代前は庶民は家に玄関を作ることは
許されていなかった様です。
民家では玄関を作ることは許されず、町屋でも通り庭の
入口に大きな戸を設けました。
また農家では土間への入口は出入り口でした。
庄屋などの上層の民家だけはお殿様や役人を迎える時のために
玄関を作ることを許された様です。
明治になってその禁が解かれました。
庶民の家でも玄関を設ける事が出来る様になりました。
しかし、敗戦までは玄関の格式が残っていました。
主人や客人だけが表玄関を使い、家族は内玄関、使用人のための勝手口
という使い分けをしていたそうです。
もっともそんな家は大きなお屋敷でしょうが・・・・(笑い)
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