佐々木順建設は広島の工務店、
自然素材の木の家でつくる注文住宅
二世帯住宅もおまかせ下さい

社長ブログ

住風土研究会の福井研修会
投稿日:2010年11月30日

11月28日・29日と福井まで車で行きました。

住風土研究会の研修会です。

今回は私と専務と現場監督の北君と3人で行きました。

行きはほとんど専務が運転しました。

帰りもほとんど専務がして眠くなると北君が運転交代しました。

私は一度もハンドルを握りませんでした。

と言うより危険が危ないので運転させて貰えませんでした。

私は高速道路を運転するとすぐ眠くなるのです・・・・

福井では住まい工房さんのスタイルの違う住宅を

2軒見学させて頂きました。

一日目は連合設計さんの設計による北陸のコートハウスです。

天井高さは2200ミリで統一されています。

下がり壁はひとつもなくて窓の上はハメ殺しの透明ガラスなので

すべてが広がり空間で見通せます。

壁もすべてが仕上げや色あいが統一されています。

2200ミリの天井高さがひとつも低く感じられないのが不思議でした。

二日目の住宅は自社設計の2世代住宅の福井の町屋でした。

昔ながらの真壁造りの家づくりの中に新しいモダンさもあり

素晴らしい家でした。

すまい工房さんの家は杉材にこだわった家造りです。

杉の大きな丸太から柱や梁材また造作材までを取ります。

建具の材料も建具屋さんに提供されます。

今回の住宅の建具は赤味の柾目材で素晴らしく上品でした。

2階は芯張工法で造られていました。

30ミリの上小節の杉板に柿渋を塗っていました。

柱や梁は真っ黒なドイツのプラネットの浸透性の塗料を塗られていました。

間接照明で照らしだされる芯張と天井材は大変幻想的な美しさがありました。

いたるところに考えられた納まりの美しさがありました。

ため息が出るほどに素晴らしい住宅でした。

これほどのレベルの高さは広島の住宅会社にはありません。

もっともっと切磋琢磨しなければならないと思い知らされた

有意義な二日間の研修でした。

PB280007

天井高さ220センチだけどまったく低く感じません

PB290104

芯張り工法の斜め天井板柿渋塗りです。

弊社では「広島には広島の家づくりがある」と言うコンセプトの

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家が呼吸をする
投稿日:2010年11月29日

長い1300年という日本の建築文化の中で考えると日本の家づくりが

在来工法という伝統工法と違う工法が取り入れられてわずか40年です。

しかしこの40年間で住宅の建てられ方が大きく変化しました。

住宅が工場で量産化されて部品パネルを組み立てるというまるで

自動車を作るような方法です。

また在来工法も新建材や集成材、塩化ビニール製品などが

主に使われる様になりました。

昔の様に木と草と土と紙等の様な自然素材が使用されなくなりました。

省エネ住宅の御旗のもとに高気密高断熱化された

合板だらけ塩化ビニール製品だらけの住宅にシックハウスが生まれて

社会的問題になり多くの訴訟も発生しました。

省エネ住宅を推奨してきた国も慌ててシックハウス法を制定して

24時間の強制的な換気システムの導入を法律化しました。

1日に家の換気を12回入れ替えようとしたわけです。

しかし大人で1時間に30立方メートルの空気が必要とされます。

たとえば寝室に大人二人で寝ると1時間に60立法メートルの

新鮮な空気が必要になります。

6畳の寝室だと天井高さが2,4メートとすると大体24立方メートルです。

60を24で割ると2,5回です。

1時間に部屋の換気を寝室だと2,5回入れ替える必要があります。

自然素材を使っていればまだ良いのですが・・・

集成材やビニールクロスまた構造体に鉄や合板やコンクリートを

使っていると家自体が呼吸をしないので最悪です。

昔の土壁の原理を応用した透湿構造にすれば湿気も有害物質も

壁を通して外に出せます。

棟梁が考えたWB工法に興味のある方は下記をクリックして見てください。

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和室のある家の方が離婚率が低い
投稿日:2010年11月25日

最近のある調査によると和室のある家で暮らす夫婦の方が

離婚率が低いと言う結果が出たそうです。

そういえば日本の家が西欧化してから日本の離婚率が

非常に高くなりました。

日本の戦前の家の様に和室中心で田の字型の開放的な家の方が

家族のコミュニュケーションが取り易い。

家族の気配ガ感じられて、会話が筒抜けの方が家族の絆や

夫婦の絆が深まるのでしょうか?

現在の日本の家はほとんどが無国籍風な家です。

本物洋風住宅でもないし和風な家でもない。

和洋折衷の様なそうでもない様な?

洋風にしては窓が大きくて多くてなんだかデザインがチグハグ・・・・

外装が洋風にしては本物タイルやレンガでもない?

最近はやりのサイディングで偽のタイル調やレンガ調で仕上げている。

そんな偽物の洋風の住宅なら本格的な和風の家の方が

良いと思うのですが・・・

今頃の若い人の7割強は洋風なデザインを好む様です。

また和室はひとついりませんと言う人も多いのが現実です。

私は家の完成体験会でいつも若い世代の方には

日本に和室が生まれた理由や歴史をお話して少なくとも

ひとつくらいは本格的な和室を造る様にお勧めしています。

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正しい住宅の資金計画その1
投稿日:2010年11月24日

適正な自己資金と借入金を知ることは正しい資金計画を

するうえで非常に大切なポイントです。

目安としては2割と考えてください。

たとえば2000万円の家を家を建てる場合は

400万円が目安となります。

いくら低金利時代とはいえ自己資金の割合を高める事は必要です。

借入金は借入する人の収入によって限度額が定められています。

上限金額は年収に占める年収負担率に

(年収に占めるローンの返済比率)によります。

フラット35の場合年収額が400万円以下の人は30パーセント、

400万円以上の人は35パーセントです。

具体的に例を上げると年収600万円の方は

住宅ローン支払額は年間210万円が支払限度額となります。

これを今の金利2パーセントと仮定すると30年支払で

約5500万円となります。

しかしこの借入額一杯に借りられる人は少ない。

借入れされる人の背景によって異なります。

夫婦二人の人と子供がいる場合では全然違います。

また子供の数や年齢によっても違います。

こういう背景を考えながら借入額を決める事が一番肝要です。

自分のライフプランを考えて住宅ローンの限度額を

決める必要があります。

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間取りと凶悪犯罪
投稿日:2010年11月23日

凶悪犯罪が日本に多発しています。

かつて日本は凶悪犯罪と無縁の国だと言われて来ました。

当時アメリカで多発する凶悪犯罪に対して

病んでる国アメリカと言われていました。

それが今では日本はどうでしょうか?

新聞紙上に殺人事件の記事が載らない日が珍しい程に

眼を覆いたくなるような凶悪犯罪が起こっています。

かなり昔になりますが凶悪犯罪を起こした家の間取りの本が

出たことがあります。

幼女の惨殺事件、バット両親の殺人事件、神戸の猟奇殺人事件など・・・

凶悪犯罪を生んだ子供の家の間取り図が載った本です。

事件発生のすべてが家の間取りのせいではないでしょうが・・・・

不思議な事に共通した間取りの特徴がありました。

それは階段の位置と玄関と子供部屋の関係です。

玄関があってホールがあって廊下に通じて階段がついている。

階段から子供部屋に入れる間取りになっていました。

家族と目を合わさずに自分の部屋に出入りでき外部にも

簡単に出ることが出来る。

家族の会話や触れ合いが疎外された

小間割り間取りなっていました。

戦後の高度成長期の西洋型小間割り間取りが

かつての日本の家族制度の崩壊につながり、

その事が凶悪犯罪を日本にも多発してきた原因の

一端となったと言えるのではないでしょうか?

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寝食分離型、就寝分離型の住まい
投稿日:2010年11月22日

戦前までの日本の家のスタイルはプライバシーの

大変乏しい家でした。

つまり昔の家は、家族の生活の中で個人の生活が

確保しにくい間取りでした。

しかし敗戦で日本はすべての価値観が根底から覆されました。

すまいのありようもしかりです。

個人の生活の確保が難しい家の造るようだから日本人は

自己確立が出来なかった。

それも反省を促す要素となりました。

この様なわけで戦後の家には、家の中で個人生活の領域を

確保する事がだいいちの命題となりました。

寝食分離、就寝分離が必要となったわけです。

茶の間では寝ない?就寝分離とは親と子供、

男の子と女の子は兄弟でも

部屋を別にして寝ると言う事です。

就寝分離は、日本人のそれまでの寝方を

欧米風に変える意味をもっていました。

昔の家は目的別に部屋を設けてはいませんでした。

だから子供部屋がそれぞれ与えられる事はまれでした。

 貧乏子沢山で子供の数も多かったのでそれぞれ独立した

子供部屋なんて与えられる余裕もなかったのです。

親と一緒に雑魚寝をしていたわけです。

勉強はちゃぶ台でするか縁側に置いた机でしたわけです。

寝食分離、就寝分離は、部屋を使用目的別に

用意することになりました。

これに生活様式の洋風化が伴ないました。

いつの間にか和室が消えて行き、洋間が増えて、

洋間は閉鎖的であると言う

思い込みから、独立した小部屋の集積となり、

小間割り間取りが日本の家の一般的な間取りに

到達してしまいました。

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大工さんになれなかった私?
投稿日:2010年11月20日

前にも何度か書きましたが私は2代目です。

名刺にも2代目社長と書いてあります。

私の名前は佐々木徹ですが会社の名前は佐々木順建設です。

今までも何度か言われた事があります。

「ええ名前が佐々木徹なのに何故佐々木順建設と順がつくのですか?」

その度に「実は私は2代目なのです。

親父は佐々木順助と言う名前でした・・・・」

その説明をしなくてはいけないので2代目と名刺に明記しました。

わたしの親父は能美島で大工の修行をして一人前になり能美島で

建築請負業を始めました。

多分親父は私が不器用でなかったら大工にさせようと

思ったのではないでしょうか?

しかし私は超がつくくらい生来の不器用人間です。

なにしろ小学校の図画工作の中でも工作がからきし駄目でした。

工作の宿題も結局家の人に手伝って貰って完成させてました。

親父は良く「お前は本当に手先が不器用じゃあのお~誰に似たんかあ~」

良く嘆いてました。

とてもこいつでは一人前の大工にはなれんじゃろう・・・・

そういう思いからでしょうが・・・・

私に一度も大工の修行をしろとは言いませんでした。

多分私は大工の世界に入っていたらとっくにこの業界から

足を洗っていたでしょう?

親父は何とかあとを継がそうと思いこいつは大工ではとても

一人前にはなれないと思い・・

大学まで行かせてくれたのでしょう。(笑い)

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小間割間取りは諸悪の根源?
投稿日:2010年11月19日

昔の家は田の字型の間取りが多く造られてました。

部屋は引き違いのふすまや障子で仕切られていました。

大人数の集まりがあればそれを外すと

大きな空間が出来ました。

しかし現在の洋間中心の小間割間取りの家はどうでしょうか?

出入り口はドアーで各部屋が仕切られています。

ドアーは閉まっているのが常態なので、洋間は閉鎖的な部屋になります。

今の家のほとんどは、この様な洋間の集積になっていて、

小間切れ状態で分割されています。

限られた広さの家を、欲しいと思う部屋数を取れば

ひと部屋の面積は小さくならざるを得ません。

部屋のすべてが6畳だったらいくら部屋数が多くて

全体の坪数が大きくても住んでみての広さは

6畳以上には決してなりません。

何故部屋数が増えてしまうかと言えば、

それは使用目的別に部屋を取るからです。

リビング、食堂、座敷、茶の間、夫婦の寝室、子供部屋、書斎・・・・

閉鎖的な小部屋ばかりの家には広がりはありません。

いかに延べ坪数が大きな家でも、住んで狭い家となります。

住んで狭く感じられるだけなら我慢?出来るかも知れませんが・・・

一番の問題はこういう家では家族の触れ合いが乏しくなります。

子育て世代の方の家では子供との触れ合い対話の乏しい家となり

子供の非行化につながりやすい間取りの家となりかねません。

また西欧と違い高温多湿の日本の気候風土の家づくりに

一番大切な通風が阻害されます。

年々地球の温暖化の影響で夏の蒸し暑さが増している広島では

夏にガンガン冷房を聞かさなくてはすまない家になります。

健康に暮らすうえで大きな障害になります。

また家族構成の変化で使わなくなる死に部屋が沢山出来ます。

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通風を考えたら引き戸です
投稿日:2010年11月18日

一年じゅうTシャツ一枚で暮らせる家と言うキャッチコピーの

高気密高断熱の家があります。

しかしこういう家に長年住み続けると人間の本来の

体の機能が退化します。

赤ちゃんの時からこの様な家で育つとすぐ風邪をひいたり

ぜんそく持ちになったりします。

また汗をかくと言う機能も退化してくると言われています。

日本には四季があります。

春、夏、秋には出来るだけ自然の風を家の中に

取りこみたいものです。

また春や秋、冬には暖かい太陽の陽ざしをなるだけ

居室に取りこみたいですね。

日照は家の陽ざしのくる面に広い開口部があれば済みます。

しかし通風については絶対に引き戸が有利です。

開き戸では引き戸ほど広くあけられないから

通風不足と言う事もありますが・・・

もうひとつの理由があります。

外に向かって両開きの窓を開けた場合、

風は正面から吹くとは限りません。

左右のどちらから偏って吹きこむと、開けた片方の建具が

邪魔をして風が余り通らないのです。

風の通るの良い家づくりには部屋のなかに

風の入り口と出口を設ける必要があります。

一番理想的なのはひとつの部屋で外部に面して風を入れる窓と

風が抜ける窓を配置すれば理想的ですが・・・

そうとばかりも行きません。

その場合には内部の開口部を通じて風を取りこんで行くわけです。

その場合も引き戸が大変有利です。

開き戸では風を通すには常時開口が必要になりますが

開き戸は従来閉鎖型の建具です。

ドアーチェックをつけたりドアーの下に何かを

はさんだりしなければ行けません・

風が強い時などはバタア~ンとしまってしまいます。

風の通りの良い家づくりには引き戸が必須条件です。

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洋風住宅はしっくりこない?
投稿日:2010年11月17日

最近家を建てる若い人の7割強の人は外観は

洋風住宅を好むようです。

まあそれは好みの問題で良いのですが・・・・

しかし今建てられている洋風の家はしっくりこない家が

多いのも事実です。

その原因は開口部(窓や出入り口)が多いからです。

西欧の家は壁が多くて、開口部の数が少なく小さいのが通常です。

日本の家はそうは行きません。

日本の気候風土を考えると、通風や日照を上手く

取り入れるのは必須条件です。

西欧の冬は寒くて大変厳しいのです。

だから西欧の家は外部と開き戸で遮断した家づくりをします。

また断熱材も大変厚い物を入れて高気密高断熱型の家を造ります。

それに較べて日本の地域の大部分は高温多湿な温暖な気候風土です。

引き戸を多用してまた南側には大きな開口部を設けます。

風の通りや太陽の日照を取りこ外部と

上手く調和する家づくりをするのです。

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