モデルハウスなどを見に行くと、最新の設備や広い部屋、
間取りに目を奪われます。
『こんな家にしたい!』と思ってしまうでしょう。
特にモデルハウスは、プロのインテリアコーディネーターがいて、
飾り立てています。
営業マンはその設備がどんなに便利なのか、
一生懸命説明します。
「せっかく家を建てるんだから、この機会に」
なんていう気持ちもわかります。
でも、あれもこれもとすべての希望を叶えようとすると、
どうしても予算オーバーになってしまうのではないでしょうか?
予算オーバーしても、
「少し予算を超えるけど、せっかく建てるんだから頑張ろう!」
と、無理な資金計画をしがちです。
しかし身の丈にあった資金計画は
住まい造りにおいていちばん重要な事です。
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神社や仏閣は、一般の住宅に較べるとより長い時代を超えて、
後世まで残っていきます。
今の建築基準法では木造建築では大きさや高さに制限があり
昔のような大きな建造物は建てられません。
それゆえ宮大工さんは、新築よりも改修や再建といった
仕事が多くなります。
口伝が多くて、詳しい設計図などが残されていない事が多いい
宮大工の世界、そこで必要となるのは、先人がどの様にして造ったかを
建物から感じ、想像する力だそうです。
法隆寺が1300年の時空を超えて、解体修理されて昭和の時代に見事に
蘇ったのは、「法隆寺最後の宮大工」と言われたに西岡棟梁をはじめ
仕事に携わった宮大工の大工としての手と記憶によって
飛鳥時代の大工と対話する事が出来たからです。
宮大工の世界は師匠の姿を真似することであるようです。
鉋使いにしても、師匠の手加減体の使い方、木の癖をよんで
木組みをすること・・・・・
そのすべては言葉では無くて自ら体で体得せなばいかないようです。
一般の大工さんも昔は全てそういう徒弟制度の世界だったようですね。
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最近ある雑誌で世界遺産にも指定されている
奈良の法隆寺の宮大工を務めた
日本の宮大工の第一人者だった
西岡常一爺の唯一の内弟子であり、
西岡爺の意志と技を受け継ぐ唯一の宮大工さんの
対談記事を見ました。
それによると法隆寺は木の塊だそうです。
大工道具は室町時代以降に大きく発展したようです。
法隆寺建立当時は、現代の様にのこぎりは勿論の事、
ノミやカンナもない時代だったそうです。
大工さんは木を斧で割り、その大きな木を
組み合わせる事で法隆寺を造り上げたんですね。
実際に塔の中に入ってみると、
飛鳥時代の大工さんが木と格闘した跡が
あちらこちらに見られるそうです。
余計な飾りなど一切なく、建物を組み上げた
木組みそのものが、法隆寺の姿であり
美しさであると言えるようです。
大きな木を割ると言う事は、
ひとつとして同じにはならず、不揃いになる。
しかし、それを適材適所に使い分けて、
組み上げる事で、法隆寺を完成させた様です。
一本一本の木の癖を読み取り、
1300年もの時の変遷に耐えうる強度を生みました。
大きな神社仏閣は、当然大きな木を使います。
それだけに、木の癖も大きく出るのです。
建物が完成してからも自然にねじれたり、
曲がったり、そる事も珍しくありません。
飛鳥時代の大工さんはその木が本来持つ
癖を考えながら木を組み上げて
法隆寺を組み上げていったのです。
1300年前の飛鳥の時代のお話ですが
ロマンを感じる話しですね。
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我々の仕事は自分の造った家が、長期間存在します。
仕事に貴賎はありませんが、仕事としては非常にやりがいのある
仕事だとほこりを持っています。(笑い)
さて表題のタイトルですがこれはフランスの女流作家である
フランソワーズサガンの小説のタイトルに「悲しみよこんにちは」
と言う処女作がありますが・・・・・・・
これは同じフランスの詩人のポールエリュアールの
「悲しみよさようなら、悲しみよこんにちは」と言う詩の一節からから
拝借したようです。
われわれの仕事は毎年新規でお客様を見つけなければいけませんが、
家守りをしていき家を建てさせて頂いたお客さんと
長くお付き合いをしていけなければなりません。
表題のタイトルの様な「引渡しわたし客はさようなら、
新しい客はこんにちはでは」いけないわけです。
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平成16年10月9日に私の親父は91歳で亡くなりました。
大正元年生まれでしたが、自分では明治45年生まれだと言ってました。
ちょうど年号が変わった年で親父は戸籍上は12月7日生まれでしたが
一番上のお姉さんが「あんたは夏の暑い日に生まれた」
大きくなって言われたそうです。
そんな理由で「わしは本当は明治45年生まれだ」と言ってました。
親父は人の面倒見の良い親分肌の人間でした。
能美島生まれの親父は生まれ故郷の能美島に早くから墓を
自分で建てました。
そこに入っていたのは人骨はなくて自分の初めての女の子の
髪の毛だと聞きました。
数えの30歳の時に赤紙がきて南方へ徴兵された父は
新婚間もなくのことでわが子の顔も見ずに兵隊に駆り出されたのです。
7年間軍隊で兵役させられたのですが、日本に帰って来た時には
呉の大空襲で愛する妻とわが子は防空壕の中で息絶えていたのです。
悲嘆にくれていた後添えが私らの母親だった訳です。
母親は空襲で死んだ妻の妹だったのです。
戦争が無ければわたしら兄弟はこの世に生まれて
いなかった訳です。
戦争は色んな人生を生み出すものです。
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最近問題になっている引きこもり、とか異常な犯罪。
この根本的原因はコミュニケーション不足にあると思います。
人間関係の基本は家族とのコミュニケーション。
住宅展示場などでよく見かける4LDK。
当たり前のように2階には子ども部屋と夫婦の寝室。
当たり前だと思っていた間取りが、
社会問題と関係しているかもしれないなんて、怖いです。
もちろんすべてが間取りのせいではありませんけどね。
核家族、夫婦共働き、というのが当たり前になった今、
家族団らんのある家、コミュニケーションがとれる家、
という、工夫が必要なのかもしれません。
家を家族のコミュニケーションツールにするために、
楽しい工夫を考えてみてくださいね。
では、また。
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前回は、子ども部屋のお話でしたね。
他の事では意見が一致した仲良し夫婦でも、子どものことでは意見が違っていた。
なんてこともあります。
子ども部屋だけでなく、子どもの教育方針も違っているかもしれません。
教育費は、住宅ローンを組むための資金計画でとても大事な話です。
じっくり話し合いましょう。
今日は、子ども部屋 その2 です。
先日、『頭の良くなる家』がテーマのマンションが・・・
とTVから聞こえてきました。
どんな家なのかと、見入ってしまいました。
“子どもの頭が良くなる家”というと、
天井まで届くような本棚に本がビッシリ入っていて、
最新のパソコンがあって、
外の騒音が全く聞こえないような静かさで、
勉強に没頭できるような部屋。
そんなのだろうと私は想像していました。
ところが、私の想像とは180度違っていたので、とても驚きました。
どんな家を想像しますか?
一番驚いたのが、キッチンのすぐ後ろが子ども部屋。
しかも、部屋とキッチンの仕切りがガラス張りであったということです。
もしかして、子どもが勉強をしているかどうか、
四六時中、母親が見張れるためにガラス張りなのか?
いえいえ、そうじゃないんですね。
学校から帰って、自分の部屋に直行せず、
キッチンやリビングを通ることで、家族に会うことができる。
母親(家族)がいるという気配を感じて安心する。
という事でした。
部屋には家族の大きな本棚があり、
その横に親子で座って本が読めるようなテーブルとイスがあります。
親も子どもと同じ本棚を利用することで、
お互いに今どんな本を読んでいて、
何に興味を持っているのか知ることができるそうです。
これって、家族のコミュニケーションに繋がるわけですよね。
それから印象的だったのは、
壁がホワイトボード?のようになっていて、
マジックで自由に落書きやメモができるのです。
これも家族のコミュニケーションに繋がるし、
子どもの想像力や創造力にも繋がりそうですね。
『頭の良くなる家』とは、
自然に家族とコミュニケーションがとれる家
だったのでした。
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今日は、子ども部屋の話をします。
昔と違って今は、子ども一人一人に独立した部屋が必要。
と、考えている方が多いようです。
しかし、反対派の意見もあります。
最初から独立した子ども部屋が必要か必要でないかは別として、
夫婦の意見が一致しているなら、子ども部屋については問題なし。
でも、夫婦の意見が一致しない場合もありますよね。
例えば、
・居心地の良い子ども部屋で、しっかり勉強をして欲しい。
・子ども部屋はいらない。ダイニングテーブルで勉強してもいい。
学習机をリビングに置いてもいい。
子ども部屋にこもらず、家中、好きな所で遊べばよい。
色々な考え方があるでしょう。
あなたは、どちらのタイプですか?
何が“正しい”とか“間違っている”とかが問題ではなく、
夫婦それぞれが、どの様に考えているのかを話し合い、理解し、
子ども部屋についての意見を合わせなくてはいけません。
そして、子ども部屋について話し合ううちに、
教育費についても意見が違っていることがわるかもしれません。
住宅ローンを組むための資金計画を考えるときに、
教育費がとても大事になってきます。
お子さんが、小さいとまだピンとこないかもしれませんが、大切なことです。
自分にとっては、当たり前と思っていることが、
育った環境の違う人にとっては当たり前ではない、
と言う事はよくあります。
他の事なら我慢できても、大切なわが子の事になると、
自分が良いと思うことが“正しい”となり、
譲れなくなってくるのでしょうね。
分かり合うには、時間がかかり大変だと思いますが、
より良い方法や、進むべき道を見つけるまで、
じっくり話し合ってくださいね。
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例えば、綺麗好きな人のキッチンと片付けが苦手な人のキッチン。
それぞれに適したキッチンがあるのです。
最近人気のアイランドキッチン。
アイランドキッチンとは、その名の通り。
リビングやダイニングを海に見立てると、
その中に島のように配置されるキッチンのことです。
従来の台所とは違ってLDKを一体的な1つの空間としているので、
当然キッチンがゴチャゴチャしていると、
LDK全部が散らかっている印象になりますよね。
片付けが苦手な人のキッチンではなさそうです。
ドアを閉めれば見えない、独立型のキッチンにしておけば
快適な生活が送れるのに。
ただ、人気があるから、モデルルームで見て素敵だったから。
という理由だけで、アイランドキッチンを選んでしまうと、
散らかった印象の落ち着かないLDKで過ごすか、
「見えるから」と苦手な片付けをしなくてはいけない
苦痛の毎日を送らなくてはいけないのです。
ストレスですよね。
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例えば、
ゴロ寝でTVを見るのが好きな夫と、いつもお洒落に過ごしたい妻。
こんな2人がイメージするリビングって違っていて当然ですよね。
どちらかの意見で造ってしまうと、
どちらかは居心地が悪くなりますよね。
私の場合、リビングでゴロ寝ですが。
妻にしてみれば、夫がいつもゴロゴロだと、ちょっとイライラかも。
大きな体でゴロゴロされると狭く感じますよね。
このように、
・ゴロ寝はして欲しくない
・たまにはゴロゴロ過ごしたい
という夫婦には、
“すっきりきちんと派のリビング”と
“狭くても良いからゴロ寝専用の部屋”
この2つがあれば、どちらも快適に過ごせますよね。
もちろん、
夫婦揃ってゴロ寝大好き!
なら、
“ゴロ寝が存分に楽しめるリビング”
を造れば良いのです。
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