◆資産価値 のある家とは?
リフォームで資産価値を上げるアメリカの住宅と、
日本の住宅との違いは何なのか?
「私は家を売るつもりも、貸すつもりもないから、資産価値なんて関係ない」
確かに、そう思う方は多いでしょうね。
◆資産価値 のある家とは?
リフォームで資産価値を上げるアメリカの住宅と、
日本の住宅との違いは何なのか?
「私は家を売るつもりも、貸すつもりもないから、資産価値なんて関係ない」
確かに、そう思う方は多いでしょうね。
でも、“資産価値の高い家”ということは、他人から見て「買いたい」
「借りたい」と思える家、と言うことですよね。
つまり、魅力的だということ。
高い資産価値を維持する事とは、いつまでも魅力的な家である、
と言うことなんです。
年月が経つにつれて、ボロボロになって「買いたい」とか「借りたい」
と思われないような家に住みたくないですよね。
それに、人生何があるかわかりません。
想定外の事が起こり、いつ「売る」とか「貸す」ことになるかもわかりません。
売るつもりはなくても、資産価値について少し考えてみませんか?
プレハブメーカーの中古住宅は非常に売れにくいのをご存じですか?
年月が経てもそれなりに味わいが出てくる本物の住宅を造ることが
将来的な「資産価値の高い家」につながると思います。
住宅の工業化
◆住宅の工業化
元々、日本の住宅は地域密着産業でした。
地域には何人かの大工さんが居て、その地域に住むお客さんの家の
新築からリフォームなどで生活していました。
ところが、それでは住宅そのものが足りなくなり、質よりも量を
確保しなければならない時期がありました。
戦後のことです。
戦後、プレハブメーカーの出現によって住宅が工業化され、
住宅業界は熾烈な競争の時代になりました。
プレハブメーカーとは、今の大手メーカーのことですね。
その後、建築基準法や公庫の基準、品確法なども整備されて、
住宅の品質は少しずつ上がってきているようです。
ですが、日本には住宅の使い捨ての考えがまだまだあって、
中古住宅の流通が活発ではなかったり、プレハブ工法のリフォームのしにくさ
などから長寿命の家への関心が低いようです。
リフォームのしやすい在来工法や素材などを厳選して建てることや、
適切なメンテナンスをすること、
住み手の変化に応じてリフォームをすること、
などで長寿命の家は可能ではないでしょうか?
また、いくら建て物が頑強でも受け継ぐ人に、愛着が持てるような魅力のある住宅でなくては、住み継いではいけません。
長年経っても味が出てくるような、本物の素材を使った住宅で無くては、それが難しいように思います。
人工素材、石油加工品を使った住宅は経過年数での味わいは出て来ません。
新しいうちは良いのですが、年数が経てば経つほどに、張りぼての家はみすぼらしくなるものです。
年数がたてばたつほどに味わいが出てくるのは、無垢の木と自然素材を使用した住宅なのです。
今日は内的な要因について考えます。間取りは?
特に子供のことですが、夫婦でよく話し合い、教育方針などを決めてください。
その結論をもとに、子供部屋をどうするか考えます。
その時、大事なのは、
常に、親子が自然に会話できる間取りにしておくことです。
そうでないと、
「子供が何をやってるかわからない」
また、あまりに快適な空間を与えてしまうと、
「ご飯を食べたらすぐに子供部屋に入ってしまう」
と言うことになります。
ですから、そんな間取りは避けてください。
子どもとの会話や触れ合いが自然に出来る様な家づくりをしましょう。
それを主体に考えた間取りが子育て世代の方には一番家づくりで
重要な事柄です。