競馬の神様
大川慶二郎と言う人を知っていますか?
慶応大学出身のエリートで、競馬の解説、予想で有名だった人です。
全レースを三点買いで全部当てて、それ以来「競馬の神様」と
呼ばれるようになったようです。
この前も書きましたが、学生時代競馬場に通ったこともありました。
競馬場には、競馬の予想屋がいてメインレースなどの予想をして
お金と引き換えに自分の予想を紙に書いて渡します。
いかにも勿体つけて
自分が予想したレースがたまたま当たると配当を目立つように
紙に書いて次の予想もしていますが・・・・・
外れると居なくなります。
もっとも場所を移動して又やっているのですが
千葉の中山競馬場には、おけら街道と言う呼び名の道があります。
国電の中山駅につながる道なのですが、歩くとかなり距離がありました。
20分位でしょうか、競馬に外れお金をすった人はとぼとぼその道を
首をうなだれ歩く訳です。
長蛇の列を作りながら・・・・
当てた人は、タクシーで悠然と駅まで帰るのです。
多分心の中で「ざまあみろ~このへぼ」と呟きながら
私はどうしていたかって?
そうそう当たる筈も無く、外れては勿論貧乏学生の身
バスに乗るお金も惜しんでとぼとぼと歩いて帰りました。
心の中で「何で競馬なんか又やったのか」
と自問自答しながら