わが社の7つの家づくりポリシー/可変性のある間取りとは
家庭生活は家族の成長と共に変化します。
結婚して二人だけの生活が始まり、やがて子供が生まれ、さらに二人・三人増え、その後それぞれの領域を持ちたがり、そして子供が成人等で家を出ていく時期もやってきます。
さらに親の高齢に伴い、また子供と一緒に住む事も考えられます。
このように変化するライフステージの中で、その時々に何に重点をおいた生活を営むかは、違うはずです。
そこで、そのような変化に対応できる、可変性のある家を計画することが必要です。
それには、特に必要のない限りは、各部屋の用途を、なるべく限定しないということが大切です。さらに、あまり細かく部屋を区切ったりせずに、できるだけ広がりのある大きめの空間にしておく、ということも忘れてはいけません。
ライフサイクルを考えた家づくり
家というものは、昔から子々孫々の代に至るまで長くすみ続けられるものとして造られてきました。それが当然のことだったのです。
木造建築の伝統工法は、日本の風土のなかで、長命な家にするための工夫が随所にみられます。釘を使わず木を組んで造るという手法もその一つです。
ところが、現代では家の寿命は平均20年から25年と算出されています。
ボードなどを釘打ちしたり、金物に頼ったり、ツーバイフォーなど釘を打って造っていく現代の工法が、いかに短命な家造りであるかということを認識せざるを得ません。
また、家そのものの寿命だけではなく、家族のライフサイクルを考えた時、子供の成長や独立等その変化に対応できず、まだ使えるにもかかわらず、使いがってが悪くなり、建て替え、住み替えとういう一世代一住宅という状況になっているのです。
ですから、ライフサイクルを考えた可変性のある間取りや計画が大切なのです。
ですから、可変性にすぐれ、住まうほど味が出てくる木造在来工法は、日本の風土の中でもっとも適した家づくりであるのです。